がんは怖い病気だと言うイメージが先行しているからでしょうか、がん検診を受けるのもやはり勇気がいるという人も少なくありません。結果で問題なしと出れば安心できますが、異常ありなどと出てしまうのが怖いという意見が多いです。けれども早期の段階で発見できれば、治療も速やかに行えます。がん検診と言っても幾つか内容がありますが、大体４０歳をすぎると毎年受診をした方がいいですし、女性であれば女性特有のがんもありますので、それらをなるべく早く見つけるためにも一度は受診をしておく方が安心できます。
対策型の検診の場合は主に５種類あります。胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんです。胃や肺の場合はエックス線検査を行いますし、大腸の場合は便潜血検査を行っていきます。乳がんについては形などを見る視診と触ってしこりなどがないかの触診、そしてマンモグラフィーで検査を行います。
子宮頸がんの場合は頚部細胞診を行うなど、がん検診と言っても多種多様に検査を行っていくのがよく分かります。基本的な検診についてはこれらになりますので、年齢や性別に応じてがん検診を受診するようにしてみて下さい。がんも初期の場合は症状が殆どなくて分からないことが大半です。何らかの異常を体に感じて診てもらった時には進行が進んでいる事もまた多いので、怖がらずに自分自身の体を守る為には必要な検診なのだと思ってまじめに受診して必要な検査もしていくようにして下さい。